渋谷spongeにて小学生を対象に毎月第3木曜日に開催されている渋谷センター街こども食堂。
ここでは、楽しくご飯を食べながらフードロスなどSDGsのテーマについて学ぶことができます。

4月18日は東京商工会議所渋谷支部の皆さんと廃材を使った貼り絵のワークショップを行いました。
東京商工会議所は東京23区内の会員(商工業者)で構成される民間の総合経済団体です。企業の経営支援活動・政策活動・地域振興活動を3つを柱に活動をしています。
渋谷支部では、2022年に支部設立50周年を記念する事業の一環として、渋谷でものづくりを行う事業者を取材した冊子「メイドインシブヤ」を発行しました。
渋谷に製造拠点を持ち、渋谷という地の利を活かしてものづくりに取り組んでいる15の事業者をピックアップしたものになります。

▲「メイドインシブヤ」について説明する東京商工会議所渋谷支部の皆様

参加した小学生たちも興味深そうに冊子を見ていました。

廃材を使った貼り絵に挑戦!

今回のワークショップは、渋谷区のものづくり企業から集めた廃材を使ったワークショップです。

渋谷区内にある飲食店(ワイン製造・チーズ製造)やアパレルなどの事業所から集められたコルクやチェーンなどの廃材。
SDGsの12番「つくる責任、つかう責任」を学ぶ内容になっています。『MADE IN SHIBUYA」の文字が1文字ずつ書かれた台紙に、廃材をはさみを使って切って、貼っていきます。

沢山の種類がある廃材の中から、自分の思い思いのものを選び形にしていく姿が印象的でした。今回はボランティアの方が多く、高校生やシニアの方々と協力して作品作りに没頭していました。

完成した貼り絵はこちら。参加した小学生、東京商工会議所渋谷支部の皆さん、ボランティアの学生やシニアのみなさんで、完成した作品を手に持って記念撮影です。

お食事タイム!

ワークショップのあとは、お待ちかねのご飯タイム。今回も毎回頂いている三ツ星ファームのお弁当を頂きました。

今月はいつも来てくれている小学生が三ツ星ファームの紹介をしてくれました。

三ツ星ファームは美味しいだけでなく、食品ロス問題や温暖化問題など環境に配慮した取り組みをしています。イベントなどで売れ残った、本来であれば廃棄となるお弁当たち。これらを「こども食堂」でいただくことで、子どもたちと一緒に「フードロス削減」について考える良い機会となりました。

今月のこども食堂は今までのこども食堂と比べ学生・シニアの数が多く、ボランティアの方とグループになってワークショップに取り組めていてこども達もとても楽しそうでした。

シニアの方からも普段話さない世代の方とたくさん話すことができて嬉しいとの声を聞きました。

次回は5月16日(木)に開催予定です!
ワークショップはまだ未定ですがぜひお越しください!

 

■2024年4月「渋谷センター街こども食堂」開催概要

●主催:一般社団法人渋谷区SDGs協会
●後援:渋谷新聞・原宿表参道新聞・株式会社まなぶや
●協力:太平洋商事株式会社・株式会社シブテナ・渋谷区社会福祉協議会 ・株式会社イングリウッド・株式会社イースマイリー・東京商工会議所 渋谷支部