11月19日(土)、渋谷区SDGs協会では「地球の困りごとを自分ごとに」をテーマに、コドモが作るコドモのためのワークショップ「第一回コドモカイギ」を開催しました。

会場は、渋谷区総合文化センター大和田(渋谷男女平等・ダイバーシティセンター〈アイリス〉/8F)。当日は8名の子どもたちが参加してくれました。司会・進行を務めたのは、当協会のキッズアンバサダーの「いろは」と「さく」のふたり。

当日のタイムスケジュールはこちら。

9:50 ごあいさつ
10:00 アイスブレイク(かみしばい/SDGsビンゴ)
10:10 ワークの時間(かみしばい/ワークシート)
10:50 テーマを決めて絵で表現しよう
11:20 みんなの前で発表しよう
12:00 みんなで写真をとろう

17の目標にまつわる問題が散りばめられた手作りの紙芝居を読み、手作りのワークシート(ノート提供:FC東京)に沿ってそれらの問題を紐解いていくワークショプ。紙芝居では、ウミガメやクジラなど海洋における環境問題をはじめ、アフリカやアマゾンなど遠い国の困りごとに触れながら、最後には自分たちが暮らす渋谷の街へと視点が向けられます。ここで子どもたちは、自分の街にもSDGsにまつわる課題があることに気づきます。

ワークシートでは紙芝居に出てきた問題について、どうしてだろうと振り返りを行います。最後にワークショップを通じて感じたこと、これから自分にできることなどをテーマに、絵に描いて発表をしてもらいました。ペットボトルのリサイクルによって生まれ変わった製品やアフリカの子どもたちの理想の暮らしなど、十人十色、それぞれに感じたことが詰まった絵が発表されました。絵を通して子どもたちがどこに関心を持ったのかがわかると、見学していた大人たちから思わず「なるほど」などの声が漏れるシーンも。約2時間のワークショップが終了、参加した子どもたちからは「(SDGsについて)思っていたより難しくなかった」「マイボトルを使おうと思った」などの感想があがりました。

「自分たちが勉強して感じたことを、自分たちの言葉で同世代の友だちに伝えたい」という、キッズアンバサダーの発案により開催した本ワークショップ。開催してみて、アンバサダーのふたりをはじめ、運営を担う大人にとっても大きな学びとなった1日でした。協会としてさまざまな形で「地球の困りごとを自分ごとに」の浸透に力を注いでいくとともに、未来を生きる子どもたちと一緒SDGsについて考えていくこと、またその子どもたちの姿が大人にとって大きな刺激になることを願い、これからもこの活動を続けてまいります。

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