2026年5月14日、渋谷区SDGs協会は「昭和こども食堂」を開催しました。
2024年10月にスタートした昭和こども食堂は、昔ながらの遊びや食事を通じて、子どもたちと地域の大人たちが交流する場として活動を続けてきました。今回も子どもたちと地域の皆さんが集い、笑顔あふれる時間を過ごしました。
一方で、昭和こども食堂は今回の開催をもって、ひとまずの一区切りを迎えることになりました。最後となった今回の様子をお届けします。
昭和の遊びから始まる、多世代交流の場

学生メンバーが中心となって運営する「渋谷センター街こども食堂」とは異なり、「昭和こども食堂」は地域に暮らす親世代やシニア世代が主体となって運営しています。
スタート当初の運営メンバーは、ドラムが得意のしんごさん(60代)、フラダンスが特技のあっちゃん(80代)、聞き上手・引き出し上手のヒロちゃん(60代)、気持ちの言語化が得意なあべちゃん(30代)の4人。
それぞれの個性を生かしながら、子どもたちの居場所づくりに取り組んできました。
スマホやテレビゲームが当たり前になった現代だからこそ、昭和こども食堂ではアナログな遊びを大切にしています。
この日も、けん玉やカードゲームなどの遊びを通じて子どもたちと大人たちが交流。遊び方を教えたり、一緒に挑戦したりしながら、自然と会話が生まれていきました。

文化の継承や多世代交流ができるサードプレイスをつくりたい。そんな思いから始まった昭和こども食堂らしい時間となりました。
青いハートとの再会と、みんなで囲む食卓

この日は、子どもたちにとってうれしい再会もありました。
3月26日に開催した渋谷センター街こども食堂で制作した「青いハート」が、展示を終えて渋谷区役所から戻ってきたのです。
久しぶりに作品と再会した子どもたちは、「これ作った!」「覚えてる!」と当時の思い出を振り返りながら、みんなでspongeの窓へ飾り付けを行いました。たくさんの青いハートが並ぶ窓は、子どもたちと地域の皆さんが一緒につくってきた時間の積み重ねを象徴しているようでした。
昭和遊びを楽しんだあとは、みんなで食事の時間です。

子どもたちと地域の大人たちが同じテーブルを囲み、学校のことや地域の話、昔の思い出話などに花を咲かせました。世代を超えて食卓を囲む風景は、昭和こども食堂ならではの光景です。

さらに今回も、セブン-イレブン 渋谷宇田川町北店からお菓子などのプレゼントもいただきました。
思いがけない贈り物に子どもたちは大喜び。会場には歓声が上がり、最後まで笑顔の絶えない時間となりました。
「またね」の気持ちを胸に
昭和こども食堂は、2024年10月のスタート以来、子どもたちと地域の大人たちをつなぐ居場所として活動を続けてきました。



世代が違っても、一緒に遊び、一緒に食事をすることで生まれるつながりがあります。昭和こども食堂で育まれてきたのは、まさにそんな地域の関係性でした。
昭和こども食堂は、今回でひとまずの一区切りとなりますが、これからは月に1回の渋谷センター街こども食堂でお会いできればと思います。